我は我が素を行う 2

 魔法瓶の蓋からカフェオレを一口飲んで、エンジュはふーっと息をついた。
「アリオスさんの顔を見ると、無事一週間が終わったーって気分になるんですよね」
「なんだそりゃ」
 アリオスは軽く笑って、手中のプラスチックカップに満たされた乳褐色の飲み物に口をつけた。
 遠征帰りなのでそのまま身に着けていたと、見え透いた嘘と共に温かいコーヒーを振舞われるのは確かこれが三度目になるはずだった。中庭に住み着いた野良犬か何かだと思われてんじゃないの、とレイチェルに言われたのを思い出しながら一口飲み下す。
 自分では酒飲みの辛党のつもりだったが、嗜好に関わらずフィジカルで単純な刺激には強いインパクトがある――確かに甘いものは、疲れと強張りを解く力を持っている。
「ほら、アリオスさんがどこかで倒れてたりしたら、それってとても楽しい週末とは言えませんし」
「お前も失礼な女だな」
 アリオスは顔を顰めた。砂糖とミルクがたっぷり入った飲み物の、口当たりの優しさが嘘のような少女の口ぶりだった。
「だいたい勝手に妙な習慣をつくってんじゃねぇよ」
 木の曜日に死にかけた後そ知らぬふりで聖地に戻ることもあれば、退屈な仕事がただ終わらずに帰れないことだってある。細々した心配はされたくないと撥ね付けながら、金の曜日のささやかなティータイムを当然のものと期待するようには、彼のほうがなりたくないのだった。
 俺は腕が立つんだと主張する代わりに、アリオスは彼女を睨み付けた。
「私がどう感じるかは私の勝手ですよーだ」
 身を乗り出すようにして威勢よく言い返し睨めっこの体勢に入ったエンジュが、あっと声を上げて立ち上がった。会釈だけ残して駆けていく背中で、おさげが尻尾のように揺れていた。
「オスカー様!」
 回廊を行く足を止めた炎の守護聖は、手摺越しにエトワールへ笑いかけた。
「よう、お嬢ちゃん。今日も元気そうで何よりだぜ」
「オスカー様も!こちらを通られるってことは、陛下かレイチェル様にご用ですよね。何かあったんですか?」
「ただのご機嫌伺いさ」
 アリオスは不審を覚えてそちらを見た。
 レイチェルは新人教育のフォローを頼んでいると言っていた――が、それとエンジュに知らせて、ルーキーたちの能力に不安を抱かせることもないと考えたのだろうか。オスカーはエンジュ以外を視界に入れる気は微塵もなさそうな様子だった。
「あれっ、いつものピアスはどうなさったんですか?」
 少女が指差した先、左の耳たぶをオスカーが指先でこする。
「ああ、それが、失くしたようなんだ。体に馴染んだ物だったから、どうも落ち着かなくてな」
「それはお困りでしょうね……。そうだ、私、ネネにどこにあるか占って貰って来ますよ!」
 エンジュは我ながら名案とばかりに両手を打ち合わせた。返事も待たずに動き出しそうな少女にオスカーはちょっと笑って、
「それは助かるが……あわてて転ぶんじゃないぜ」
「大丈夫ですよー」
 赤いスカートの裾を閃かせながらエンジュは別れのしぐさに手を振った。言われたそばから前を見ていない。
(今にこけるぞ、あの女。)
 アリオスの視線は無意識のうちに彼女を追った。
「この間の夜だぜ」
 不意にオスカーが言った。アリオスはその男を振り返った。
 誰かを完全にいないものとして扱うのは、それ自体意味のある攻撃だ。オスカーがいつも途中でそれに失敗しているのか、何か別の意図があってのことなのか、彼には図りかねるものがあった。出会い頭の無視は今日も完璧だ。
「シャワーを浴びる前に外したのは覚えてるんだが、だいぶ酔っ払っていたらしいな」
 顎に指を添えて考え込むようにオスカーがつぶやく。当の夜には最後まで素面だと言い張った男だ。騙されそうになるくらいには、呂律も足取りもしっかりしているように見えたが。
「何の話?」
 円柱の間をハスキーな声が走った。
「あ、こんにちわ」
 挨拶がまだだったね、とメルは等分に笑顔を振りまいた。
「そいつがピアスを失くしたんだと」
 アリオスはぞんざいに顎で指し示した。
「お嬢ちゃんが今、占いの館に探してもらいに行ってくれたところだ」
 ふうん、とメルは面白くなさそうな顔をした。
「僕の部屋の方が近いのに。エンジュは僕のこと、もっと頼りにしてくれていいと思うんだけどなあ」
「ほーお」
「な、何?」
「お前もそんなことを考えるようになったんだな」
 いやあ感慨深いとオスカーはしきりに頷いている。
「もう、そうやってすぐからかうんだから!」
 メルはうろたえを誤魔化すように声を張り上げた。
「おい、俺は褒めてるんだぜ?」
 頼られることを喜び、そこに人生の重心を置き、男の価値を見出すオスカーからしてみれば、確かにメルの意識は成長なのだろう、とアリオスは思う。今日だってこの男は、それが嬉しくて金の曜日の執務明けにほいほい遣って来ているのだから。
 本格的に拗ねられると面倒と見たらしいオスカーはさっと話を戻した。
「そうだ、お前には俺が占いを依頼しよう。報酬は星がひとつでいいのか? それとも……」
 オスカーはぐっとメルの耳元に顔を寄せた。低く声を潜めて続ける。
「女の子の口説き方でも教えてやろうか」
 メルは困ったように視線を泳がせた。眼差しは遠く宮殿の屋根を越え――いつものあけっぴろげな笑みを得て還ってきた。
「お代は貰えないよ。僕ら、チャーリーのせいできびしーく副業禁止令を出されてるんだ」
「……ヤツにはよく言っておこう。それじゃ頼んだぜ。すぐに戻ってくる」
「いってらっしゃーい」
 返す足で自室から水晶球を持ち出したメルは、定位置の木陰で寝転んだアリオスの傍に腰を下ろした。
「そういえば、オスカー様、今日はどうしてこっちにいるんだろう」
 週末ともなれば私事に忙しい人のはずなのに、という響きが言外にある。
「さあな。俺はレイチェルの依頼で仕事に来たんだと思ってたが、本人に言わせるとご機嫌伺いらしいぞ」
「つまり、仕事は口実で誰かを口説きに通ってるってこと?」
 それは思いつかなかった。アリオスは軽く頭を浮かせた。
「誰をだ?」
「さあね」
 元占い師は熱のない応えを返した。
 しかし確かに彼の腕をもってしても見当などつくはずがない。女なら誰だって可能性がある。
「あれっ、おかしいな」
 メルがぱっと立ち上がった。アリオスはつられて目だけを上げた。しばらくの間に少年の上背が伸びたのが、よく分かるアングルで見上げることになった。
「どうした」
「うーん」
 メルは木陰の外へと歩を重ねながら考え込んでいる。水晶球に陽の光が落ちた。
「ま、エンジュが帰ってきてからでいいや」
「はいっ、ただいま帰りました」
「わっ」
 メルは飛び上がった拍子に取り落としそうになった水晶をぎゅっと両手で握り締め、背後を振り返った。
「びっくりした〜」
「すみません、メル様」
 エンジュは息を弾ませながら頭を下げた。
「おっかえりー、エンジュ! いいタイミングだよ」
 その向こう、執務室のドアを開け放ってレイチェルが言った。
「走って喉が渇いたんじゃないか? 補佐官殿から差し入れだそうだぜ」
 銀の盆を抱えたオスカーが中庭に下りてくる。
「わぁ、レイチェル様のお茶会ですか?」
「ううん、ワタシはこれから研究院に行くんだ」
 書類ケースを手にした女王補佐官が、鍵を閉めながら答えた。
「えーっ、残念です」
 力いっぱいがっかりされたレイチェルは困ったように、だが満更でもなさそうに苦笑した。
「はは、また今度ゆっくりお茶しようね」
 姉御肌の彼女は慕われると弱い。こんなにも簡単に懐柔出来るのに、守護聖どもがどうして気づかないのかアリオスには分からない。といって自分にだって、エトワールのような臆面もない真似ができるわけではないが。
「レイチェル、準備は出来ましたか?」
 廊下の反対端で自室を出た鋼の守護聖が、人だまりに近づきながら促した。
「ごめん、エルンスト。今行くよ」
 じゃあね、とレイチェルは中庭に手を振る。
「あっ、お引止めしてすみません。ご馳走になります!」
「気をつけていくんだぜ、お嬢ちゃん」
「気をつけなくちゃいけないのはワタシよりエンジュだったりして」
「そりゃそうだ。狼の巣に置いて行かれるんだからな」
 オスカーは器用に片眉だけを上げ、しれっと答えた。レイチェルが額に手をやる。
「ああ、こういうのなんて言うんだっけ。クロコダイルの涙?」
「厚顔無恥というのですよ」
 レイチェルの肩に手を置いてくるりと方向転換させ、エルンストが口を挟んだ。
「言いやがったな……」
「冗談です。お気になさいませんよう」
 顔をしかめたオスカーに、会釈しながらエルンストは少女の背を押す。
 オスカーは去っていく背中を指差した。
「あいつは本当に冗談のなんたるかを理解してるのか?」
「分かってないと思うなあ」
 ティーセットをテーブルに広げながらメルが笑った。
「でもエルンストがジョークを飛ばすようになったら、その方が怖いよ。――エンジュはミルクティー? お砂糖はひとつでいい?」
「はい。すみません、メル様。皆様の分は私に淹れさせて下さいね」
「そいつは嬉しいな。俺にはレモンティーを頼む。お嬢ちゃんの手にかかれば、きっと何倍も美味くなるだろうぜ」
「僕にはジャムを入れてね」
「はーい。アリオスさんは?」
 アリオスは卓上に目を走らせた。
「酒はねえのかよ」
「ないよー」
「あるわけないだろう」
 困った男だ、と2人の守護聖が口を揃えていう。
「じゃ、ストレート」
 大理石のテーブルの上に用意はととのった。お茶請けのスパイスクッキーはエンジュがどこかの星で見つけてきて、レイチェルとふたりして大ハマリしているというものだった。
 華やかさはないけどすっごくおいしくて、これを見つけたとき、自分が仕えているのはなんて素敵な宇宙なんだろうって感激したんです、とエンジュは同席者たちに力強く勧めた。
 アリオスはまた大げさなと思いながら話の8割方を聞き流した。何しろ同じことを聞くのは初めてではない。
「うん、ホントにおいしい。僕もファンになりそうだよ」
「よかった!」
 オスカーは手に取った1枚をまじまじとみつめ、
「お嬢ちゃんを虜にするとは憎いやつだ。しかし俺たちの宇宙にだって、うまい焼き菓子ならたくさんあるんだぞ?」
「オスカー様って負けず嫌いだよね」
 メルがエンジュに耳打ちし、ですよね、と少女はこくこく頷く。
「お前ら信じてないな…」
 オスカーがじとりとにらむ。メルは返事を笑い声に紛らわせて話を変えた。
「ねえ、エンジュ、占いの結果はでた?」
「いっけない、忘れてました。アリオスさん、最近見かけてませんか?」
「は?――知るわけないだろ」
 アリオスはぶっきらぼうに言い放った。脈絡がないにもほどがある。
「でも僕の水晶もそう言ってる。すっごく近くにあるはずなんだよ」
 メルは困惑顔で首をかしげていた。
「そうだ、ちょっと上着を脱いでよ」
 有無を言わせず手を伸ばす。流しの剣士に懐いていたころそのままに、遠慮がない。
「なんなんだよ、まったく」
 アリオスはこぼしながら袖を抜いた。襟元を掴もうとして、指先に鋭い痛みを覚えた。
「てっ」
「えっ、大丈夫ですか?」
 エンジュが身を乗り出す。
「どうしました?」
「何か刺さった」
 アリオスは自分の指を凝視した。血は出ていない。
「ほら、これでしょう?」
 メルは受け取ったジャケットの襟ぐりを広げて見せた。金色の針が頭を覗かせている。アリオスは裏側からそれを抜いた。
「お前の悪戯か?」
 あらわれた見覚えのあるピアスを指先でつまんで、オスカーを見た。
「覚えていないな」
 オスカーは目をしばたかせていた。
 アリオスは信じなかった。信用ならない、前科のある俺をちくりと刺してやりたいと、こいつが思ったとしても可笑しくない。が、女子供の前で難詰するというのも穏やかならざるものがある。
 アリオスは放るようにして耳飾を投げ渡した。オスカーが空中で無造作にそれを掴み取る。ではニードルに毒が塗ってあるなどというわけでもなさそうだ、とアリオスは考える。酔いに任せて行動を起こすなら、この程度で済んだのがかえって不思議なくらいだ。
「ボケるにゃ早ぇんじゃないのか」
 オスカーはむっとしたような目で彼を見た。少し間があって口を開いた。
「まあ、見つかって良かった」
 ついでありがとう、と嫌みったらしいまでの甘い笑みで言った。

 その夜、アリオスは携帯端末に1通のメールを受け取った。暗い発着場を歩きながらディスプレイの発光を頼りに読む。
 日の曜日お会いできませんか、とはエトワールからの誘いだった。
 いくら邪険にしても、臆面もなくしっぽを振ってくる子犬というのは厄介なものだ。いつの間にやらこちらがほだされている。しかし自分に断られても、エンジュは昼間レイチェルの外出を知ったときほどには落胆しやしないだろう、と思う。少々面白くない予想もつくが、明後日は女の子と遊んでいるわけにはいかない。
 金の曜日は別に、週の終わりじゃない。それはまた仕事の区切りを意味しないし問題の解決を意味しないし、喜悲劇の幕切れを意味しない。しかし少なくとも世界の終末でもないことに、今は満足するべきなのだろう。
「今回の使用機はコレね。自己修復機能と情報収集能力を強化してあるんだ」
 そのレイチェルが、小型高速艇の外壁に手のひらを当てながら言った。
「インターフェイスが変わらないなら説明はいい」
 アリオスは丁度メールを打ち終えたところで、言いながら端末を仕舞った。ドアを開け、運転席に腰を下ろした。見たところコンソールのレイアウトに変更はない。
「またそんなコト」
 レイチェルが肩を怒らせた。叱ろうとした言葉半ばで力を抜いた。
「ま、いいか。操作方法に変わりはなしだよ」
 どうせ言ったって分かんないだろーしね!を飲むことを教えたのは一体誰だろう。年長の男たちの誰か、それともひょっとしてアンジェリークだろうか。
 アリオスは座席の後ろに回った。緊急脱出装置、生命維持装置、工具備品、飲食料と順ぐりに装備を備確認していく。
「指令書は」
 パイロット席の背を倒して乗り上がったレイチェルが、腕を伸ばして差し出す。厚紙のファイルに挟まれたレポートパッドを受け取って、アリオスは唖然とした。なにもお隣の宇宙のように透かし箔押し封蝋と、麗々しい紋の入った封筒を持って来いとは言わないが。
「……格式ばらねえにもほどがあるだろ」
「えー、でもソレ陛下の直筆入りだよ」
「ふん」
 アリオスはぱらぱらとページをくった。末尾に確かに見慣れた女手はあったが。体に気をつけて頑張ってね、なんて――余計脱力するじゃねえか。
 苦笑いの横顔に何を読み取ったか、レイチェルは睨むような目でこちらを見ている。余計なことを言わないよう、アリオスは胸ポケットから出したタバコで自分の口を塞いだ。
「ちょっと!フネをタバコ臭くするのはやめてよね」
 少女がぱっと立ち上がった。
「……火はつけてねぇだろ」
「ワタシが行ってもつけちゃ駄目だよ」
 レイチェルは背後を気にするそぶりを見せながらそのままドアに向かった。
「へいへい」
 アリオスはシートに戻り、リクライニングを直し、セーフティベルトをかけた。戸口に腕組の少女を一瞥する。
「つけねえから、行けよ」
 もうベッドに入る時間なんじゃないかと揶揄まじり促すと、
「そーだね。こんなコトで肌を荒らしたら、オリヴィエ様に叱られちゃう」
 こども扱いをさっくり聞き流して、レイチェルは自分の頬に手を当てた。
「じゃ、頼りにしてるからね」
 5本の指をぴんと伸ばして手を振る。それは長らく聞かない言葉のように違和感を持って耳に響いた。そして自分にはもう、信頼などというものは恐ろしくてたまらない。
 アリオスは目を伏せた。その仕草を誤魔化すようにIDカードを通し、ボタンを押した。戸を閉める。目的地の座標を指令書と付き合わせる。自動操縦モードに承認を与える。――夜旅がはじまる。

 この宇宙ではサクリアは、物理的阻害に極めて弱い。彼やエトワールが飛びまわっている所以だ。障害物を吹き飛ばす荒っぽいが比較的面倒の少ない仕事を終え、山巓に隠された発着場へ戻る途中、アリオスは木々の向こうに閃く赤いものを見つけた。
「おい」
 飛ぶようなステップを急に止めた赤い服はバランスを崩したようだったが、何とか転倒はまぬがれた。
「アリオスさん? 奇遇ですね!」
 エンジュはすぐに持ち前の明るい笑顔になり、駆け寄りながら言った。
「何してんだ、お前。今日は休みじゃなかったのか」
「アリオスさんに振られて予定がなくなっちゃったからですよー」
 軽く言われてぐっとつまる。他を当たればいいだろうとは、思っても言えない。眉間に皺を寄せながら口を開く。
「予定がつぶれたからってそうくるかよ。仕事熱心なやつだな」
「アリオスさんだって」
「俺は不定休。予定がなきゃ昼寝でもしてるぜ」
 アリオスは無邪気に見上げてくる目から目をそらした。見るともなく地上を見下ろす。
「それもいいですね」
 エンジュは視線の先を追うように同じ方向を見、
「この星にもとーっても気持ちいい丘があるんですよ。時間があるならご案内しましょうか?」
 アリオスの正面に回って両腕を広げた。美味しいクッキー、気持ちいい昼寝場。手をかけた惑星を自慢したくて仕方がないわけだ。
「お前はこれから仕事だろ」
 すれ違いに山を降りていくということは、そうに違いない。そんな暇はないだろうと突き放すはずが、言いながら気が変わった。
「くそ、仕方ねぇ。手伝ってやる」
「えっ」
 助けを微塵も期待しはしなかったと分かる目だった。アリオスはそ知らぬふりで聞いた。
「何やってんだ」
「聞き取り調査と物資調達です」
「……おしゃべりにお買い物か。何だ、別にワーホリでもないじゃねぇか」
 アリオスはくさすように言った。えらくほっとしている自分に気づいた。自分の周りには、歳に似合わず仕事熱心な女が多すぎると思う。それともこの年頃の少女というものは、情熱に取り付かれやすいものなのだろうか。


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